大相撲名古屋場所(7日初日・愛知県体育館)の新弟子検査が1日、名古屋市内で行われ、受けた6人全員が体格基準(身長167センチ、体重67キロ以上)を満たした。合格者は内臓検査の結果を待って初日に発表される。

 例年受検者の少ない名古屋場所で6人が受けるのは、2002年以来、11年ぶりの多さ。07年に史上初めて受検者がゼロで、その後も3人以下の状態が続いていた。

 強豪の新潟・海洋高を2年で中退した小池一毅(新潟県出身、錣山部屋)は182センチ、152キロで「高校の同級生(序二段の梅津)が同じ部屋に入っていて、自分も挑戦したい気持ちになった。早く関取に上がりたい」と抱負を口にした。