左肩の大けがから復活した豊真将が、久々に幕内上位へ戻って意欲を燃やしている。

 4日は福岡県篠栗町の錣山部屋で、出稽古に来た横綱白鵬らと15番取り「横綱と思い切りやって肩が大丈夫だった。自信になった」と手応えを口にした。

 昨年12月、左肩腱板(けんばん)断裂で手術を受け、2場所連続の全休。夏場所に十両最下位で復帰し、9勝、9勝、10勝で一気に東前頭4枚目まで上がった。

 「焦りとか、つらさとかあって、いい経験をした。やっと戻って来られたので、思い切りやる」と言葉に力を込めた。