日本相撲協会は20日、モンゴル出身のアルタンホヤグ・イチンノロブ(20=湊)の幕下15枚目格付け出し資格を承認した。外国出身者では史上初の付け出しデビューとなる。

 相撲留学した鳥取城北高を卒業後、母校でコーチを務めていた9月の全日本実業団選手権個人で優勝し、資格を獲得。今月2日には興行ビザを取得していた。

 190センチ、183キロの体格を誇るイチンノロブは「逸ノ城」(いちのじょう)のしこ名で、来年初場所(1月12日初日、両国国技館)で初土俵を踏む。