大相撲春場所(3月9日初日、大阪・ボディメーカーコロシアム)で東前頭筆頭に躍進した遠藤(23=追手風)が26日、入門後初の出稽古を行った。

 初日に対戦する可能性がある大関鶴竜の所属する井筒部屋へ。稽古は非公開だったが、2人によると20番相撲を取ったという。遠藤は「大関はただただ強かった。やられるがままだったと思います。(昨年春の入門から)1年間は出稽古はさせないと親方(元前頭大翔山)に言われていましたがゴーサインが出た。違った環境で稽古できて良かった」と充実の表情。鶴竜も「相撲もうまいし、力の抜きどころだったり、ガチガチになっていないのがいい」と絶賛していた。