大相撲元横綱大鵬の納谷幸喜氏(69=日刊スポーツ評論家)が7日、北海道庁を訪れ、高橋はるみ北海道知事に直筆の書を寄贈した。現役時代のモットーとしていた「辛抱、耐える、我慢」を「忍」の一字に込めた。納谷氏は幼少期を岩内町や弟子屈町などで過ごし角界入り。幕内史上最多32回優勝などさまざまな金字塔を打ち立て、00年に北海道から栄誉賞を受賞している。「感謝の気持ちを何かの形でお返ししたかった」と話した。受け取った高橋知事は「私自身も『巨人、大鵬、卵焼き』という学生時代を過ごし、あこがれの存在でした。ふるさとを思ってくださるお気持ちを、しっかりと受け継いでいきます」と感謝していた。