日本相撲協会の理事選の立候補届け出が今日26日、受け付けられる。2年に1度の役員改選後は、退任する放駒理事長(元大関魁傑)に代わり、理事による互選で新理事長が決まる。北の湖親方(元横綱)が、理事候補らの支持を受けていることから、理事長に復帰することが確実な情勢となった。

 また、立浪一門は25日、東京・両国国技館で会合を開いた。複数当選の見通しが立たないため、候補者の絞り込みに努めたが、調整がつかないまま。春日山親方(元前頭春日富士)友綱親方(元関脇魁輝)伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の3人が立候補する見通しとなった。

 これで、理事の定数10人を超える親方が立候補することになり、2期連続で109人の評議員による選挙になる。投開票は30日に、両国国技館で行われる。