日本相撲協会は19日、東京・両国国技館で理事会などを開き、公益財団法人となって初となる来年度の予算案、事業計画などを報告した。

 今年は大入りが58日間と人気回復傾向にあるが財政状況は厳しく、池坊保子評議員会議長は「一部から入場料値上げの意見もあった」と話した。ただ、北の湖理事長(元横綱)は値上げはしない方針を示した。また、年寄総会では一部の親方から、23歳未満の新弟子の年齢制限を上げてはどうかという意見も出た。