愛知大学野球リーグで女子選手が所属している至学館大が、今秋からリーグ戦を男子選手だけで戦うことが1日、分かった。女子部員はリーグ戦の出場選手登録を外れ、今後は女子だけの大会に出場して活動を続ける。

 今年4月から現校名となった至学館大は、前身の中京女大時代の2005年に硬式野球部を創部し、愛知大学野球連盟に加盟。全日本大学野球連盟傘下で男子主体のリーグでは全国初の女子チームとして注目された。その後、男女共学化に伴い男子部員を受け入れ、今春のリーグ戦では男子主体で3部昇格を決めた。

 学校関係者によると、女子チームは樋口一則監督が引き続き指導し、リーグ戦に参加する男子チームの監督には高橋勝則氏が新しく就任した。