05年はJFKがいて、金本が40本打ったり今岡が打点王を取ったり、03年の優勝メンバーも多く残って完成度の高いチームだった。でも今回は若いチーム。岡田監督がキャンプを見て、試合を戦いながら個々を把握し、適材適所を見極めながら作り上げたチームだ。
一塁大山、三塁佐藤輝のポジション固定は最たるもの。主軸の守備負担を軽減して打撃に専念させつつ、しっかり責任も持たせた。中野は遊撃より二塁適正が高いこと、先発だった桐敷は中継ぎがベストなど、多くの“最適解”を見つけて最大限の力を発揮させた。
攻撃陣は、本塁打が巨人の半分に満たないなど爆発力はない。それでも総得点は両リーグトップの500点超え。ともに同1位の四球や犠飛を効果的にからめ、勝負強く得点を重ねた証しだ。岡田監督の野球をナインが理解して、ついてきた。アレはその集大成だ。




