首位阪神はヤクルトに敗れ、今季最長タイだった連勝が5でストップした。8月29日の優勝マジック点灯から連勝を続けてきたが、小休止。それでも2位巨人が敗れたため、マジックは19に減った。

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阪神がヤクルト先発山野と対戦するのは、今季5試合目だった。そしてまたしても「2点の壁」を突き破ることはできなかった。

阪神は先発西勇が序盤に4点を失い、たちまち追いかける展開を強いられる。3回2死満塁、森下の右前適時打で2点を返したのが精いっぱいだった。

阪神打線が山野から得点したのは3回の1イニングだけで、あとの6イニングは、すべて3人で片付けられて、反撃の糸口さえつかむことができなかった。

左腕の山野には左右どちらの打者にもキレの良いスライダーを投げ分けられた。この球種を意識していたはずだが、ストレート、フォーク、カーブなど絞りきることができなかった。

この試合で2安打に終わった阪神打線が、対山野の5試合に挙げた得点は「2」「2」「1」「0」で、この一戦も2点止まりだったから、山野攻略は課題として残った。

阪神が8月28日からの対巨人3連戦に照準を合わせて、村上、大竹、才木の3人を先発に立ててカード3連勝することができたのは願ったとおりの結果になった。

ただ前日1日のヤクルト戦で勝利を収めた高橋を含めたエースクラス以外のピッチャーが先発した際の勝敗は今後影響を及ぼす。その意味では西勇の投球はポイントだった。

だが西勇は3回1/3を7安打4失点で降板した。4打点の3番西村をはじめ、被安打7のうち5安打が左打者にスライダー、チェンジアップを安打にされた。もう少し左打者のインコースにストレート系の球を配しても良かった。

阪神が連覇を遂げるまでには、まだ一波乱あるとみる。すんなりと勝ちきるには、エース級が投げた試合は確実に勝つことだろう。(日刊スポーツ評論家)

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ヤクルト対阪神 1回裏の登板を終え先制を許した阪神先発西勇輝は渋い表情でベンチに引き揚げる(撮影・垰建太)
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ヤクルト対阪神 力投する阪神先発西勇輝(撮影・垰建太)
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ヤクルト対阪神 2回裏ヤクルト無死二塁、松本直樹に四球を与え厳しい表情の西勇輝(撮影・垰建太)
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ヤクルト対阪神 1回表阪神2死、空振り三振に倒れる森下翔太(撮影・垰建太)
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ヤクルト対阪神 1回裏ヤクルト1死二塁、西村瑠伊斗に先制適時二塁打を許し汗をぬぐう西勇輝(撮影・垰建太)
ヤクルト対阪神 1回裏ヤクルト1死二塁、西村瑠伊斗に先制適時二塁打を許し汗をぬぐう西勇輝(撮影・垰建太)
ヤクルト対阪神 2回裏ヤクルト2死満塁、西村瑠伊斗(後方)に3点適時二塁打を許す西勇輝(撮影・滝沢徹郎)
ヤクルト対阪神 2回裏ヤクルト2死満塁、西村瑠伊斗(後方)に3点適時二塁打を許す西勇輝(撮影・滝沢徹郎)
ヤクルト対阪神 2回裏ヤクルト1死満塁、マウンドでうつむく西勇輝(中央)(撮影・垰建太)
ヤクルト対阪神 2回裏ヤクルト1死満塁、マウンドでうつむく西勇輝(中央)(撮影・垰建太)
ヤクルト対阪神 2回裏ヤクルト1死満塁、マウンドでうつむく西勇輝(中央)(撮影・垰建太)
ヤクルト対阪神 2回裏ヤクルト1死満塁、マウンドでうつむく西勇輝(中央)(撮影・垰建太)