ロッテのブランドン・マン投手(35)が盟友との再会を楽しみにしている。

11日から、11、12年に所属したDeNAと3連戦。中継ぎ左腕は「昔のチームメートもいるので、ワクワクしているよ」と躍る心境を打ち明けた。

主砲に成長した筒香には、特に思い入れが強い。「対戦したい選手を挙げるとすれば、皆さんがナンバーワンの選手だと思っている筒香だね」。来日1年目の11年は、1軍初昇格が8月26日と大半を2軍で過ごした。同28日にシーズン初昇格を果たしたのが筒香で、駆け出し時代をともにした仲だった。

当時のコミュニケーションは日本語と英語が半々。「知らないかもしれないけど(筒香は)英語がいけるんだ。自分が日本語で伝えるのが難しいと感じていると、向こうが英語で話してくれた」と思い出の1つになっている。

時がたち、自身はメジャーを経験。筒香は日本を代表する4番に成長した。海の向こうからNPBの英語ページやツイッターで活躍を追い続ける気になる存在だった。「僕が去った後、彼がどんな成績を残したのも知ってます。彼には活躍してほしいが、マリーンズ戦はおとなしくしておいてもらうよ」と真っ向勝負を挑む。

今季は開幕ローテーションを任されるも結果を残せず2軍落ち。5月31日に再昇格後は3試合で6回1/3を投げ無失点と調子を上げてきた。待ちに待った3連戦が幕を開ける。【久永壮真】