ユーチューブの動画をあさっていると気になるものを発見した。巨人香月一也内野手(25)の打撃フォームを左右反転させると坂本勇人内野手(32)に似ているという動画だ。フォロースルーこそ大阪桐蔭の先輩で、オフに自主トレをともにした西武森友哉捕手(25)似だが、構え、構える時に一度バットのヘッドを投手側に傾ける点など確かに似ている点は多かった。
今まで全く意識したことはなかったが、動画を視聴して以降「似ているな」と思って練習を見るようになった。ある時、実際に本人に動画の存在を伝えてみたが、ぽかんとした表情だった。坂本を意識している点はあるかを聞いてみると「全くなかったです」とあっさりと否定された。
ただ共通点はある。巨人移籍以降、バットはSSK製の坂本モデルを使用するようになった。34インチ、900グラムで素材はメープル。元々坂本モデルを使っていた同学年の岸田行倫捕手(24)から、借りたところしっくりきたそうだ。
記者は19年にロッテ担当だったが、ロッテ時代の香月を取材した記憶はあまりない。香月のイメージと言えば、凍えるような冬のロッテ浦和球場の室内練習場で「暑いっす」とタンクトップで黙々と打ち込む姿が印象的だった。2月の石垣島キャンプになると半袖になっており「比べるまでもなく、絶対石垣島の方が暑いのに…」と思った記憶がある。
当時は2軍暮らしが長かった香月も今季は1軍で19試合に出場し、3試合では5番にも座った。47打席は最多で、打率2割5分、3本塁打、6打点はいずれもキャリアハイ。日に日に存在感が増す姿は見ていて頼もしい。ロッテ、巨人と担当した縁を大切に、今後も活躍する姿を発信していきたい。【巨人担当 久永壮真】




