<オープン戦:ソフトバンク5-2ロッテ>◇4日◇ペイペイドーム
オープン戦といえども、やはり勝てば気分もいい。ソフトバンクが本拠地ペイペイドームに戻って3戦目となったロッテ戦は初回に柳田のタイムリー二塁打で先制。3回には甲斐の1号ソロ、4回は真砂が適時打、5回にはグラシアルがオープン戦初ヒットとなる2点適時二塁打を放って着実に加点。欲を言えばキリがないが、試合後の藤本監督のコメントも冗舌に聞こえた。
野球に「正攻法」という言葉があるのかどうかは、分からないが、2番今宮起用で初回から確実に送りバントを決めて先制点をもぎ取った。やはりこのスタイルは今季のホークス攻撃法の「土台」になるのではないかと思う。
「今宮が2番に入ったら、ああいうケースが多くなる。当然、バントをね。先行逃げ切りという形がね。先取点を取って1点1点積み重ねるというのは、理想的な試合ができたかな」。
開口一番、藤本監督は先制のシーンを振り返った。3回には甲斐のソロ本塁打後に1番三森が四球を選んだ。初回と同じように無死一塁となった。今度はカウント1-0の2球目に今宮にバスターエンドランのサインを送った。ファウルとなって結果的には再び送りバントで進塁。現役選手では最多の327犠打を誇る今宮だけに一気のバスターは決まらなくともきっちり送って何とか仕事は果たした。エンドランやバスターなど攻撃パターンは多い。この時期だからこそ、試合状況や起用選手の特性に合わせて試す時期ではある。「2打席目のバスターエンドランが決まれば最高やったけどね」。藤本監督も注文を忘れなかった。
ただ、福岡に戻って気になることがあった。試合前のバント練習。ここ数年、勝負どころの終盤戦になると「バント」の重要性が叫ばれ、柳田と外国人を除く選手たちが必死に球を転がす姿があった。「凡事徹底」ではないが、開幕まで3週間となった今こそ、確実性を高める重要な練習メニューだと感じるのだが…。【ソフトバンク担当 佐竹英治】




