シーズン最終盤、DeNA三浦大輔監督(48)が打席とマウンドで「1球対決」に臨み、スタンドを盛り上げた。
11日のヤクルト戦では、セレモニアルピッチに登場した俳優の小沢仁志から「1つ提案がある。番長、1球勝負しようか」と指名され、打者役で対戦。21日の巨人戦では、打席に立ったプロレスラーの蝶野正洋と1球勝負し、空を切らせた。
小沢との対戦はサプライズだったが、三浦監督は即座にバットを持ち、打席に向かった。1球目は高めに大きく外れたが、2球目の高めのボールに飛びつき、はじき返した。対戦後、小沢は「番長は言えば、絶対出てくるから」とニヤリ。オフには、ゴルフや食事する間柄でプライベートでも親交が深く、サービス精神旺盛な指揮官の性格をよく知るから実現した。
蝶野とは、98年のプロレスの試合に鈴木打撃コーチとセコンドとして参加した縁があり、蝶野から「武藤(敬司)さんの引退試合が来年1月にあるんで、そこに上げちゃえばいいのか」と再びリングに上げるプラン? もぶち上げられた。報道陣から伝え聞いた三浦監督は「未定です」と笑いながら「シーズンが終わってから考えます」と律義な“番長流”で返答した。【DeNA担当 久保賢吾】