午後10時過ぎの“電撃”発表だった。

シーズン最終戦の3日のヤクルト戦(神宮)後、DeNA三浦大輔監督(48)は南場オーナーと都内のホテルで会談。続投要請を受け、受諾した。契約更新時では、DeNA初の複数年契約だった。

三浦監督 (複数年は)初ということですし、球団の思い、オーナーの思いというのもすごく感じましたし、複数年ですけど、もちろん1年1年が勝負だと思っていますし、非常に重く受け止めています。

南場オーナーは、続投要請した理由の一番に結果を挙げた。「まずは結果ですよね。去年の最下位から非常に大きな前進であったと。強くなったなと。非常に前向きで明るい雰囲気の中で、チームが強くなっていると実感しています」。昨季の最下位から、今季は3年ぶりの2位でCSファーストステージ進出を決めたことを評価した。

2つ目に挙げたのは、チームの雰囲気だった。「コーチ陣が非常に意気に感じて、よい仕事をしてくれています。発言、議論しやすい雰囲気を作って、いろんな見方を持ってくる。それは選手からコーチに対してもそうらしいんです。みんなで一丸となって敵と戦うチームになってきている気がします」と評価した。

3つ目に挙げたのが、三浦監督のマネジメント力だった。「上手にチーム運営しているなと思います。究極の、大きな目標の前に短期的な目標をしっかり置いて、『今はこれだ』とチームの一体感、勢いをつけることもできているし、監督自身も昨年から大きく成長しているんじゃないかと。吸収力、潜在的な成長力というか、状況については満足です」と話した。

全てを踏まえた上で、球団側が提示したのは複数年契約だった。「この考え方、この良さというのを持ってですね、一緒にベイスターズの未来を築いていこうと。そういうこちらの決意でもありますね」と複数年契約の決断に至った理由を説明した。

三浦監督は「まだまだ、もっとです。今年1年取り組んできたことが完成したわけではないですし、まだまだ“反撃”の途中ですから。もっともっと、グレードアップしていけるように、高いレベルに持っていけるようにしていかないといけないと感じています」と決意を込めた。【DeNA担当 久保賢吾】