秋季キャンプやトレーニングも終了し、プロ野球では契約更改の取材が多くを占め、さまざまな話題が紙面をにぎわせる。DeNAでも連日、横浜市内の球団事務所で会見が行われるが、今季の振り返りや来季への決意、年俸などの話題とともに選手の「変化」も注目される。

浜口遥大投手(27)は、口元にひげを蓄えた姿で会見に臨んだ。「オフシーズンなので。それから、(12月から自主トレで)アメリカに行くのでなめられないように」とジョークを交えながら、理由を説明。「キャンプのころには、たぶんなくなっていると思います」と話した。

浜口とともに米国で自主トレする大貫晋一投手(28)は、契約更改では大きな変化はなかったが、自身初の海外自主トレに向け、“変身”を予告した。「浜口がひげをだいぶ蓄えていたんで、金髪とか、あんまりなめられないような感じにしていきたいとは考えています」と笑顔で話した。

12月、1月は自主トレ期間に突入し、個々の調整に入る。2月からスタートするキャンプまで約2カ月。フィジカルを強化し、体形がガラリと変化した選手、打撃フォームや投球フォームを変えた選手など、オフの「変化」はプロ野球の楽しみ方の1つである。【DeNA担当 久保賢吾】