“ワシの96年組”が躍動してきた。18日巨人戦(東京ドーム)で4カード連続の勝ち越しを決め、反撃態勢が整ってきた楽天。交流戦では、18年にドラフト指名された大卒選手たちの奮起が目立った。

ドラフト1位の辰己涼介外野手は、今季序盤は不調だったが、「1番中堅」の座を再奪取。同2位の太田光捕手は、安定感ある守備に加え、今季は打撃も3割と好調。同7位の小郷裕哉外野手は3番の主軸に定着。交流戦は打率3割5分8厘、2本塁打8打点と好成績だ。同6位渡辺佳明内野手も内外野を守るユーティリティーさと、勝負強い打撃が魅力。同9位の鈴木翔天投手も今季リリーフで24試合に登板し、ブルペンを支えている。

同年DeNAドラフト2位の伊藤裕季也内野手も、昨季途中にトレードで加入。1軍に定着し、今季42試合出場はすでにキャリアハイ。16日巨人戦では代打本塁打を放ち、翌17日には3安打と、バットで貢献している。18年ドラフト前にプロ入りした安楽智大投手や、西口直人投手も主力として活躍をしている。

今季27歳を迎える選手たち。年齢的にもまだまだ伸び盛りだ。石井監督は大きな期待を寄せる。「その辺の選手に底を上げてもらわないとチーム力がついてこないので、しっかり頑張ってほしい」。ペナントレースの巻き返しへ。勢いのある“ワシの96年組”に注目だ。【楽天担当=湯本勝大】

巨人対楽天 8回表楽天2死二塁、小郷は右中間に勝ち越し2点本塁打を放つ(2023年6月16日撮影)
巨人対楽天 8回表楽天2死二塁、小郷は右中間に勝ち越し2点本塁打を放つ(2023年6月16日撮影)