クライマックスシリーズ(CS)進出に、その先の日本一へ-。ソフトバンク周東佑京内野手(27)の1番での働きが、大きなカギを握ることになりそうだ。

改めてそう感じたのが2日からの同率2位で迎えた楽天との直接対決2連戦。「1番中堅」で2試合とも先発出場した周東は、いずれも初回の打席で安打出塁し、先制のホームを踏んだ。Aクラス入りへ、1つも落とせない連戦で幸先良く先取点を奪ってチームも2連勝。目標とする本拠地でCS開催へ前進した。

9月は「1番」での先発起用が19試合。初回の打席では19打数6安打の打率3割1分6厘をマークした。さらに、計6度の出塁で4得点。後ろに控えるリーグ2位83打点の3番柳田、同トップ85打点の4番近藤と不動のポイントゲッターがいるだけに、1ヒットでも二塁からホームへかえってこられる脚力を持つ周東が出塁すれば先制する確率も上がる。森ヘッドコーチは「やっぱ1番バッターが出れば点が入る確率が上がるのは当たり前のこと。いい感じで周東は頑張ってくれている」と言う。

3年ぶりのリーグ優勝を目指した今季は9月18日にV逸。現状、チームはCS進出争いを繰り広げている。「去年の悔しさはありますけど、去年とは状況的にも違うけど、勝つことには変わりはない。(残り試合で)全部勝てば2位通過はチーム全員が分かっている。全部勝つだけかなと思います」。残り2試合を全勝し、2位でCSファーストステージ本拠地開催、その先の日本一へ「1番周東」が切り開いていく。【ソフトバンク担当=佐藤究】

ウォーミングアップする周東(撮影・冨田成美)
ウォーミングアップする周東(撮影・冨田成美)
ウォーミングアップする周東(撮影・冨田成美)
ウォーミングアップする周東(撮影・冨田成美)