今季の先発ローテーション死守を誓うソフトバンク大関友久投手(26)が宮崎キャンプ第3クール初日の10日、ブルペンで今春自身最多の100球を投げ込んだ。「70~80球くらいのつもりだったけど、ちょっと多めに投げられそうという感じで。集中していたら100球になっていましたね」。スライダー、フォークなどを織り交ぜ、30球を過ぎたあたりから計測機器が設置してある隣のレーンに移動。投球データを1球ごとに確認しながら投げた。
雪辱と飛躍を誓う左腕は「規定投球回&2ケタ勝利」を今季の目標に掲げた。胸の中ではもっと高い数字を挙げているが、昨年5勝(7敗)に終わった反省もあっておとなしめの目標設定に。「いい感じで調整できていると思います」と手応えをつかみつつある。自主トレから増量し、99キロでキャンプイン。今は97キロまで落ちたが、食事と運動量のコントロールで体重管理もしっかり図っていく。
昨オフの契約交渉で、球団に将来的なメジャー挑戦の思いも伝えた。これまでポスティング移籍を容認していないホークスだけに、「3カ年計画」で思いに見合う成績を残す。今季はその第1段階。倉野1軍投手コーチ兼ヘッドコーディネーターも大関の先発ローテ入りに期待を寄せる。「誰しもできることではないけども、大関は『絶対にやる』と決めたことをやり通すストイックさは、本当に素晴らしい」と目を細めた。
キャンプでも、日課はアーリーワーク前の約30分のジョギング。早朝から、飛躍へのロードを駆け抜けている。【佐竹英治】




