令和のセ最多勝男が今年も開幕投手を狙う。2024年で令和6年となった。19年5月1日以降の「令和」でセ・リーグ最多勝は阪神の青柳晃洋投手(30)だ。

21年は最多勝(13勝)と最高勝率(6割8分4厘)で自身初タイトルを獲得すると、22年は最多勝(13勝)最優秀防御率(2・05)最高勝率(7割6分5厘)で投手3冠を獲得。2年連続の最多勝&最高勝率はオリックス山本と並んで当時のプロ野球史上初の快挙だった。

23年は2桁勝利を逃しながらも8勝を挙げるなど、近年はコンスタントに勝利を挙げている。令和では通算48勝でリーグトップ。次いで広島九里亜蓮と巨人戸郷翔征が43勝、4位には阪神西勇輝、巨人菅野智之、ヤクルト小川泰弘の42勝と続いており、2位以下に差をつけている。

パ・リーグでは山本由伸が64勝と両リーグ断トツ。2位には西武高橋光成49勝、3位ソフトバンク千賀滉大43勝と続く。青柳は両リーグ合わせても3位につけている。

昨季は開幕投手を務め、5回2/3を投げ1失点でDeNA相手に勝利投手。開幕カード3連戦3連勝と好発進を決める立役者にもなった。岡田彰布監督(66)は今年の開幕投手をキャンプ中には明言せず。青柳も候補の1人とみられる。

球団で生え抜き右腕が2年連続開幕投手を務めると、08~10年に3年連続で務めた現1軍投手コーチの安藤優也以来となる。また、2年連続の開幕星となれば2リーグ制後、球団ではわずか5人。62、63年小山正明、66、67年村山実、70、71年と74、75年江夏豊、08~10年安藤優也、17、18年メッセンジャーのみだ。

17日の楽天との練習試合では今季初の対外試合で“開幕投手”を務めた右腕。令和セ・リーグ最多勝の意地を見せて、約1カ月後の巨人との開幕戦に先発しているか注目だ。【記録室=林亮佑】

令和のNPB勝利数上位
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