プロは自分の強みを知っている。西武平良海馬投手(24)が、12日の中日とのオープン戦(ベルーナドーム)で5回2安打1失点と好投した。7奪三振のうち、初回の2つは高めの直球だった。「ストレートで空振りが多いコースが高めっていうのが、何年も前から分かってたんで。低めより確率が高いので、ここ3年くらいずっと高め投げてるんですけど」。つり球を含めて、高めを効果的に使っている。
6日には、侍ジャパンで欧州選抜との強化試合に先発。2回を無失点に抑えた。球界の将来を担う若手や大学生が代表入りしていた。「周りが僕より若い選手ばっかで、結構…、24歳ですけど、年取ったなと思いました」と苦笑い。
24歳という数字だけで見れば若いけれど、先輩たちの中に混じるのか、後輩主体のチームで頼りにされるのかでは見えるものが変わる。「周りの選手みんな背も高いですし、体も大きかった。やっぱり僕は身長高くない分、体重増やして頑張っていかないといけないなって再度思いました」。身長173センチで、現在の体重は103キロ。選手名鑑の公称からは既に10キロ増えている。
今のところ、増量によってフィールディングや俊敏さに影響はなく「いい感じです」という。パワーピッチの迫力は、さらに増していきそうだ。【遊軍=鎌田良美】




