ホークス期待の若鷹が壮大な下克上ロードを突き進んでいる。ソフトバンクの育成2年目、盛島稜大捕手(20)だ。
「スケールの大きい選手になりたい。ホームランも打てるけど、ヒットも打てて、盗塁も刺せる。もっと長所、短所を伸ばしていけばスケールの大きい選手になっていける」。背番号171は夢いっぱいに青写真を描く。
城島健司球団会長付特別チームアドバイザー兼シニアコーディネーター(47)も一目置く存在だ。5月29日。東京ドームの巨人戦前に報道陣へ約10分間以上も熱弁を振るった。
「彼には将来的にメジャーでキャッチャーをやれるスケールのでかい選手になってほしいなって思って。彼はそれだけの体とポテンシャルを親からもらったわけですから。彼は努力次第で今後の人生は大きく変わってきます。日本のプロ野球のキャッチャーを変えてくれないかなっていう期待はしています」などと語った。盛島も「もっと成長していかないとなっていう刺激になりました」。城島氏の熱いエールに気持ちを引き締めた。
盛島は父親譲りだという187センチ、104キロの恵まれた体格。強肩強打の捕手として22年に興南(沖縄)から育成ドラフト14位で入団。12球団ラストの126番目で指名を受けた。今年3月のオープン戦で3軍から1軍に初合流。出番こそなかったが、貴重な経験を積んだ。今季はここまでファーム非公式戦に41試合に出場。打率3割4分5厘、3本塁打、27打点と結果を残す。「真っすぐをはじき飛ばすことができて、変化球にも対応できている。真っすぐが打てるから率も上がっているんじゃないかなと思います」と手応えを実感する。
最近はメジャーの試合をよくハイライトで視聴する。ドジャースのウィル・スミス捕手は気になる選手の1人。「バッティングがいいので。右バッターでバッティングは自分も売りにしているところではある」と超スター選手を参考にする。
背番号3桁からメジャー挑戦へ。盛島の今後に注目だ。【ソフトバンク担当・佐藤究】




