<ソフトバンク0-3日本ハム>◇18日◇みずほペイペイドーム

ソフトバンクが本拠地で日本ハムに連敗を喫してしまった。消沈する必要はないだろう。優勝マジックは「5」で足踏みとなったが、自力ならば残り12試合を5勝すればいい。週末の楽天2連戦でケリがつけば博多っ子ファンにとっても最高だろうが、まあジタバタすることはなかろう。

ただ、2位日本ハムとのこの2試合の戦いぶりはCSを考えると不気味ではある。これで新庄ハムに6連敗。ペナントの行方はほぼホークスで間違いないと確信しているものの、その先に続く日本一への道は厳しい戦いになりそうだ。

この日、球場入りした日本ハムナインは三塁側のベンチ裏の選手サロンに集合。6月にくも膜下出血で倒れ、闘病を続けていた小村球団社長の復帰を全員で出迎え祝福した。サロンからは何度も何度も大きな拍手が聞こえてきた。新庄監督も自身のSNSにこの様子を投稿していた。試合後の囲みで、新庄監督は真っ先に言った。「奇跡的な回復をした小村社長が初めて球場に来ていただいて、何としても勝つぞという気持ちで臨んだんで。よかったです」。優勝こそ厳しくても戦意は高まっている。さらに新庄監督は3年目のチームの飛躍に自信を見せた。「これを目指して2年間やってきた。最下位、最下位とかどうでもよかった。今年は脚本通りですね」。先発伊藤が135球の完封劇。「さすが僕が選んだ開幕投手」とエースの熱投も大絶賛した。

シーズンも大詰めを迎えた。選手の戦線離脱や投打の好不調など、各チームそれぞれに課題を抱えている。プロは「勝って和す」というが、やはり「和して勝つ」ということも重要なファクター。連勝した新庄ハムからはチーム全体の「一体感」のようなものが伝わってきた。ホークスにとっては何とも侮れない存在である。【ソフトバンク担当=佐竹英治】

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ソフトバンク対日本ハム 5回裏、試合を見守る小久保監督(撮影・林敢治)
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