平田勝男2軍監督(65)のコメントにさっそく圧倒された。フェニックスリーグ最終日となった10月28日。予定されていた楽天戦は雨で中止となり、室内での練習中。平田監督はティー打撃を行う高卒1年目の百崎蒼生内野手(19)に熱心な指導を行っていた。
練習後、2軍監督として取材させてもらう初めての機会。百崎への指導について聞くと「お前、目標としてるワールドシリーズの選手誰やって言うたら、(ヤンキースの)ジャッジというから。『ジャッジミスや』言うた。すぐいきなりジャッジにはなれないから」と返ってきた。
初めての“勝男節”には少し驚きつつも、百崎のもとへ。やりとりの真相を聞くと、笑って明かしてくれた。「メジャーリーグだったら誰見てるの?みたいに言われて。それでジャッジと言ったら、あだ名がジャッジになった感じです(笑い)」。
平田監督からすれば4周り近く年の離れた選手たち。時に優しく、時に厳しい愛のある指導が印象的だ。強い口調に聞こえることもあるが、選手たちにも思いはしっかりと届いていた。
「いろんな監督によって違うと思うので。自分のためを思ってくれているんじゃないかなと思います」。
平田流指導法は、若虎にもきっちりと響いていた。【阪神担当 波部俊之介】




