中日小笠原慎之介投手(27)が、ポスティングシステムを利用して米大リーグ、ナショナルズに移籍することが25日(現地時間24日)に決まった。
交渉期限ギリギリで、AP通信によると2年総額350万ドル(約5億4300万円)のメジャー契約を勝ち取った。
今回のポスティングでのメジャー移籍に、後輩の高橋宏は「無事にメジャー契約取ってくれたことは、いろんな人にとってプラスになると思います」と、手放しで喜んだ。
海外FA権の資格条件を満たさない状態でポスティングシステムでのメジャー移籍には、賛否がある。井上監督は「競争意識が生まれ、相乗効果が生まれる。悲観的には考えていない」と持ち前のポジティブシンキングで送り出した。一方で「誰にも文句言わせないような成績でメジャーに行くのなら格好いいけど。今回こんな風になったから、『僕も』『僕も』という選手が出てくる可能性もある。これから先のウチの選手たちに物議を醸し出す」と付け加えるのを忘れなかった。
「野球はどこでも同じ」と、小笠原は夢舞台に挑戦する。左腕がこれから異国で見せる結果が、ファンだけでなく、球界の後進の行く末に大きな影響を持つはずだ。【中日担当=伊東大介】




