実は「めったにないこと」と言います。24日から首位阪神は1ゲーム差とデッドヒートを繰り広げる2位巨人を本拠・甲子園に迎えての3連戦です。前半戦ラストの3連戦が「伝統の一戦」で、しかも首位争い。両軍のファンではなくても野球好きにとって注目ではないでしょうか。

その3連戦を関西で中継するのがサンテレビです。虎党の間では阪神中継と言えば同局…と思っているかもしれませんが、これは状況によって変わります。簡単に言えばカードによって放送する権利を得る料金も変動するのです。

TG戦は全国放送されるケースもあり、東京にキー局を持つ他の放送局に持って行かれる状況も多いと言います。それが今回は3戦ともサンテレビ。

「言いにくいことですが甲子園の巨人戦は1シーズンで1試合も権利を取れないこともあります。それが今回は3連戦ともやれる。他局さんの事情は分かりませんが、本当にラッキーです」

そう話すのは同局のスポーツ部長でプロデューサーの石村雄史さん。確かにサンテレビで見る試合は巨人以外との対戦だったり、よその本拠地球場でのビジターゲームだったりします。そう思えば「今回はとても幸運」というのも、うなずける話です。

それもあってかゲスト解説も気合を入れた様子。特に24日はおなじみ岡田彰布氏(オーナー付顧問)に加え、巨人、大リーグで活躍した上原浩治氏(日刊スポーツ評論家)をブッキングしています。

大阪出身の上原氏は「子どものころ、阪神戦と言えばサンテレビでした。そこで初の解説、しかも岡田さんといっしょで本当に楽しみです」と話しています。

シーズンの全試合を見るこちらは現場はもちろん、スカイA、JスポーツチャンネルなどCS放送で阪神戦を見る機会も多いのですが、虎党はやはり地上波のサンテレビで3試合とも完全中継してくれるのはうれしいことでしょう。結果はもちろん、試合内容にも期待したいところです。【編集委員・高原寿夫】(ニッカンスポーツ・コム/野球コラム「高原のねごと」)

阪神対DeNA LINDBERGの渡瀬マキと話す阪神藤川球児監督(撮影・上山淳一)
阪神対DeNA LINDBERGの渡瀬マキと話す阪神藤川球児監督(撮影・上山淳一)