春のセンバツ高校野球(3月20日から12日間、甲子園)に出場する32校が29日、発表され、花咲徳栄(埼玉)が3年ぶり4度目の出場を決めた。

 昨秋の関東大会は、優勝した木更津総合(千葉)に惜敗して8強止まり。東京大会準優勝の二松学舎大付と関東・東京の6枠目を争ったが、2季連続甲子園出場の吉報が届いた。

 この日が46歳の誕生日だった岩井隆監督は「悶々とした気持ちで迎えたけど、選んでいただいた感謝の気持ちでいっぱい。この日に産んでくれた親にも感謝します」と笑顔。選手たちからは、バースデーソングとケーキでお祝いされた。

 昨夏の甲子園でも主力として8強入りに貢献した岡崎大輔主将(2年)は「毎日思っていた夢がかなった。先輩たちを超えたい」と目を輝かせていた。