本吉響・気仙沼西の連合チームが大きな1勝を挙げた。全12選手のうち8人が本吉響、4人が気仙沼西の選手で組まれた混合チーム。2回表に市川佑太(3年)の左前適時打で先制すると、連打で3点を奪取。その後も得点を重ねて計12安打11得点でコールド勝ちした。先発した千葉健史(3年)も散発2安打無失点と好投し勝利へ導いた。

 本吉響は昨秋、この日の対戦相手だった岩出山と連合チームを組んでおり、元チームメート同士での対決。千葉健は「岩出山の選手たちと仲良くなったところで夏に対戦することになるなんて。まだ実感はないが勝ててうれしいです」と笑顔だった。

 過去、夏の宮城大会では2チームの連合チームが出場したがいずれも勝利したことはなく、連合チームで夏1勝を挙げたのは初めてのこと。