春の宮城王者が快勝発進した。試合の流れを作ったのは東陵・早坂由士外野手(3年)。2回2死二塁から左越えの適時三塁打で先制。続く3回には1死満塁から右中間を破る走者一掃の3点適時三塁打を放った。3打数2安打4打点の活躍に「センターから右方向を意識した打撃をした、。走者をかえせて良かった」と笑った。

 とっておきのルーティンは「練習後に鼓膜が破れるんじゃないかってほどの爆音で洋楽を聴く」。最近のブームはアリアナ・グランデの「Break Free」。周りの音を完全にシャットアウトして嫌なことを忘れるという。アゲアゲの調整法で夏の初戦を突破する原動力となった。