努力の「実」を結ぶ。シード校の富谷が雨天中断を含めた3時間9分の試合を制した。雨のために1時間33分遅れで試合開始。7回表終了後にも雨が強くなり、59分の中断が入った。それでも集中力を切らさずに勝ちきった。

 ベンチには「実」の文字をかたどった折り鶴が飾られる。大川綺華マネジャー(3年)らが中心となって作成された27羽×25羽の675羽の大作で、1カ月半をかけて作られた。大川マネジャーは「今年の3年生は努力をしてきた世代だと思うんです。だから努力の実が結びますように」と説明し、笑顔で初戦突破を喜んでいた。