仙台育英がノーヒットノーランの継投で6回コールド勝ちをした。

 まずは先発した背番号1の中島隼也投手(3年)が5回無安打8奪三振の快投。2回2死から振り逃げをされたが、直後の打者を見逃し三振に仕留めて1イニング4奪三振を記録した。「ブルペンからどの変化球も、ストレートも調子が良かった。(4奪三振は)走者を出してしまったので、リズムを悪くして打線に影響が出てしまったかも。でも三振で結果的には思い通りのピッチングができた」と振り返る。

 6回からは背番号10の鈴木俊介投手(3年)が登板。194センチの長身から角度のある直球を放り込む。制球が定まらず1四球を与えたが、1イニングを無安打無失点に抑えた。「リズム良く投げるというのを心がけたが、フォアボールを出して雰囲気を悪くしてしまった。突然の登板にも心の準備をしていかないと」と気を引き締めた。