大曲工が終盤の4点差を逆転し初優勝、昨春のセンバツ大会に続く夏の甲子園切符を獲得した。

 3-7の8回裏、5安打を集中して1点差とし、1死二、三塁から敵失絡みで逆転した。最速147キロの相手エース小木田敦也(3年)を攻略。ともに甲子園実績を持つ秋田・同地区対決を制した。就任22年目の阿部大樹監督(45)は「最後まで諦めないで戦った結果」と選手たちの粘りを勝因に掲げた。