第98回全国高校野球選手権(7日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われた。

 2年ぶり9度目出場の盛岡大付(岩手)が、20年前を再現した。大会第1日(7日)の第3試合で、福岡の九州国際大付と対戦。2度目の出場となった96年も、開幕日の第3試合で福岡の東筑と顔を合わせた。盛岡大付OBの関口清治監督(39)は当時、東北福祉大の1年生だったが「東筑の女子マネジャーが初めてベンチに入ったんですよね」と覚えていた。

 東筑戦は0-2で敗退した。福岡県勢へのリベンジをかけた一戦にもなる。石橋泰成主将(3年)は「相手ははるかに格上のイメージ。1イニング、1イニング勝負する形でやっていきたい」と気の抜けない戦いになることを覚悟。関口監督は「自分たちのスイングができるように」と、打率3割9分5厘を誇る強力打線で勝利をつかむ。