2年ぶり2度目の出場となった大分の甲子園初勝利はならなかった。

 打力で勝る中京に2本の本塁打を許すなど、12失点。4回途中で降板した先発の石本勝也投手(3年)は「抑えよう、抑えようと思って焦って力んでしまった。自分の力不足」と無念の表情。松尾篤監督(43)は「完全に力負け。うちの投手陣は全力を出してくれたが、相手打線がすごかった」と、16安打を放った相手打線をたたえた。