「松坂2世」と呼ばれる創志学園(岡山)の154キロ右腕・高田萌生投手(3年)が初戦で姿を消した。

 4回、左越えソロを浴びると直後に3者連続四球。そこから次々とヒットを浴びて失点を重ねた。6回にも2ランを許し5回2/3、11安打10失点で降板。3回には今大会最速の152キロを2度計測したが「球速よりも勝つことが大事」と悔しがった。今後の進路は「プロという思いはありますけど、考えたい」と慎重だった。

 ◆しんがり校敗退 創志学園が初戦敗退。49代表制となった78年以降、代表校の最後に登場した学校は通算10勝29敗1分け。