2年連続37度目出場の函館工が、7回コールド勝ちで江差との函館地区ダービーを制し、7年ぶりに初戦を突破した。

 エース加藤龍之介(3年)が7回3安打無失点、打撃でも2回1死二塁から左越え適時二塁打で決勝点をたたき出した。3回2死二、三塁からは左前2点適時打を放ち3打数2安打3打点と投打でけん引した。

 「投球はキャッチャーの高畠のサイン通り投げれば打たれることはないと信じていた。打撃は春に自分が打てなくて負けていたから、貢献できて良かった」と喜んだ。