2年ぶり3度目出場の札幌大谷が初出場の札幌静修を7回コールドで下し、15年以来の初戦突破を果たした。

 先発のエース西沢朋哉(3年)が4回1/3を投げ1失点で降板。さらに5回途中から継投した2番手西原健太(1年)が6回途中で足をけいれんし降板とトラブルがあったが、3番手菊池雄介(3年)が1回2/3を無安打無失点と好投し、流れを引き戻した。7回途中から菊地吏玖(2年)が2安打1失点で締め、1~3年生4投手によるリレーでしのいだ。船尾隆広監督(46)は「選手がひたむきにやってくれた。西沢があまり調子がよくない中、1、2年生含め、みんなで頑張ってくれた」と振り返った。