昨夏の甲子園準優勝、北海が主将の決勝打で、春季北海道大会準Vの函館大有斗を下し、3年連続で4強入りを果たした。

 0-0の5回1死二、三塁、4番佐藤大雅捕手(3年)が中前に2点適時打を放った。反撃を狙う相手打線を先発右腕の阪口皓亮と左腕の多間隼介(ともに3年)の継投で抑え接戦を制した。佐藤は「(前打者の)川村がバントでつないでくれたので、どうしても点につなげたかった。投手が頑張ってるのに、追加点がなかったのが反省です」。北海は全国最多となる38度目の夏の甲子園出場まであと2勝とした。