下関国際が土壇場で1点差を追いつき延長戦に持ち込んで、接戦を制した。

 1点ビハインドの9回に、二塁から外野フライで三塁へタッチアップした際に相手の悪送球で同点に追いつく粘りを見せた。延長11回にはこの日スタメンに2人しかいない3年生の1人、清水大輝外野手が中前へ勝ち越しの適時打を放って2年ぶりの決勝にコマを進めた。清水は「何が何でも打ちたかった。2年前に決勝で負けた先輩たちの悔しさを晴らしたい」と声を弾ませていた。