大垣日大(岐阜)の阪口慶三監督(73)が春夏合わせ31回目の甲子園に「最高。すべてを忘れ、ここにおられる幸せ。つくずく野球をやっていて良かったなという感じ」と目尻を下げた。

 意気込みを問われると「勝負に携わって51年になります。てっぺんを取ります。死に物狂いで相手にぶつかります。むちゃくちゃ燃えていますよ」。東邦時代を含め全国制覇1回、準優勝3回の名将。「前回(14年=2回戦敗退)より今年の方がすべてで上」と言い切った。