4年ぶり17度目出場の日大山形は因縁の相手と再戦する。

 第2日の8日第4試合で対戦が決まった明徳義塾(高知)は、前回出場の13年準々決勝で明徳を撃破して4強進出を決めた。舟生大地主将(3年)は「自分たちは先輩がつくった歴史を超えると言ってきたんだから、倒さなきゃいけない相手。失点しない守備が大事」と自信を見せた。

 荒木準也監督(45)は相手のイメージを問われ、率直に「明徳」と答えた。先発野手7人が左打ちだが、相手の主戦は左投げと分かり「初戦は右投げとやりたかったですね」と本音をもらしつつも、本番の戦い方はイメージ済みだった。「初戦だからこそ、入りが難しい。ロースコアのゲームにしたい」と話した。