作新学院(栃木)が初戦で盛岡大付(岩手)に敗れ、史上7校目の夏連覇はならなかった。

 打線は初回に幸先よく先制したが、相手エース平松竜也投手(3年)に9奪三振を奪われ、わずか2安打。9回表には二死から3連続四死球で満塁のチャンスを作ったが、追いつくことはできなかった。

 先発し、7回0/3を10安打4失点だった大関秀太郎投手(3年)は「悔しいけど、最後まで諦めずに戦えたので良かったです。甲子園のマウンドは最高でした」とすがすがしい表情で語った。

 小針崇宏監督(34)は「前半にもらったチャンスを生かしきれなかった。悔しい負け方です」と振り返った。