山梨学院は前橋育英(群馬)打線に打ち込まれ、1回戦で敗退した。

 プロ注目の先発吉松塁投手(3年)が3回途中6失点でKO。2番手以降は宮内、石井、栗尾、垣越と小刻みに継投したが、3本塁打を浴び12点を奪われた。吉松は「ボールに力が無くて、自分の力を出し切れなかった」と悔しさをにじませた。

 前橋育英の足攻にも苦しんだ。1番丸山に4盗塁を決められ、チーム通算でも8盗塁を許した。吉松は「警戒していたが、相手が上でした。あんなに走られるとは思わなかった」と振り返った。吉田洸二監督は「ロースコアのゲームかなと。こういう試合展開になるとは思わなかった」と首をひねった。