4季連続甲子園出場の秀岳館(熊本)は10日、大阪市内で約2時間練習し11日第2試合の横浜(神奈川)戦に備えた。

 シート打撃やマシン打撃で調整。川端健斗投手と田浦文丸投手(ともに3年)の最速148キロ左腕コンビはブルペンで30球を投げて全球種をチェックした。就任4年目の鍛治舎巧監督(66)が今夏限りの退任を表明しており、田浦は「最後、監督を日本一にして恩返ししたい」と気合。最後の夏に臨む指揮官は大一番へ「準備万端整った。後悔しないよう、思いきりプレーさせたい」と気合を込めた。