3年ぶり2度目出場の神戸国際大付(兵庫)が、北海(南北海道)を破り、夏の甲子園初勝利を挙げ16強に一番乗りした。

 谷口嘉紀外野手(2年)が1点を追う6回に、左中間へ同点ソロ。2点ビハインドの7回には右翼ポール際へ2打席連発の3ランを放ち逆転。これが決勝点となった。

 谷口は「うれしいっす。やっぱり1勝できたんでうれしいっす。2年生らしく、3年生を助けられるように、そういう思いでやりました。1球で決めてやろうと打席に入りました。完璧です。(1本目の打球の飛距離に)初めてでした。(2本目は)前の打席にホームラン打っていたので、狙わんようにしようと思っていたんですけど、甘く入ってきたので、振り切れました。(右方向へは)初めてです。頂点見たらダメだと思ったので、その1点に集中していた。次も頂点を見ず、1戦必勝でやっていきたいと思います」と話した。