済美（愛媛）が津田学園（三重）を破り、４年ぶりの３回戦進出を決めた。

　済美は初回、２四球と内野ゴロで、ノーヒットのまま先制した。

　４回、済美が追加点を挙げる。先頭の３番亀岡京平内野手（３年）がソロ本塁打。亀岡は愛媛大会決勝、甲子園でも初戦の東筑戦でも１発を放っており、これで３試合連続の本塁打となった。

　７回には２死から四球と３連打で３点を加え、さらに２死二塁から亀岡がこの日２本目となる２ランでダメ押し。この回一挙５点を奪った。

　投げてはエースで４番の八塚凌二主将（３年）が７回まで投げ毎回の８奪三振で無失点。初戦で１３安打していた津田学園打線を内野安打１本のみに抑えた。

　津田学園もエース水谷が７回２死まで２失点と粘っていたが、踏ん張りきれず。９回に犠牲フライで１点を返すのがやっとだった。

　済美は３回戦で、盛岡大付（岩手）－松商学園（長野）の勝者と対戦する。