大阪府高野連は28日、大阪市内で加盟校顧問会議を開き、来夏の第100回全国高校野球選手権記念大会の大阪大会の地区割りを発表した。80回、90回大会同様に南北で分け、従来通りの地区割りで実施することが決定。来夏は記念大会のため、大阪から2校が出場。今春センバツの決勝、夏は大阪大会の準決勝で激突した大阪桐蔭と履正社はともに北地区に入っている。

 9月から4度行われた理事会で、大阪桐蔭がある大東市を南地区に入れる案など再編案も出たが、従来通りの意見が多数を占め、最終的に大阪府高野連の浅田建会長が決定した。伊原登理事長は「力の強弱で分けるのではなく、公平性を考えた。シード制がないのはうちだけですし、1加盟校として(従来と)同じラインで分けるのがベストだという意見になった」と説明。加盟校数は189校(11月28日現在)で南地区が97校、北地区が92校となる。