第90回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の出場36校を決める選考委員会が26日、大阪市内で開かれ、北海道からは、昨秋の全道大会を制した駒大苫小牧が、4年ぶり4度目の出場を決めた。

 午後3時過ぎに出場決定の電話を受けた同校の笹嶋清治校長(61)は「謹んでお受けします。ありがとうございました」と話した。

 04年の夏に主将として全国制覇している佐々木孝介監督は(31)は「前回は2月ぐらいから実戦、実戦と早まってしまい、春が終わった後、状態が落ちてしまった。その辺りも考えて、まずは基礎、基本を徹底してやっていきたい。4年前とは違うイメージでつくっていきたい。前回は2回戦で負けてしまったので、まずはそこを突破したい」と抱負を述べたた。

 エースの大西海翔(2年)は「コントロールは長所だけど、決め球がない。センバツまでに球威を上げたい」と課題克服を誓った。

 21世紀枠候補だった函館工は選出されなかった。