2年前の選抜大会で全国制覇を果たした智弁学園(奈良)が26日、3年連続12回目の出場を決めた。

 16年に歓喜の胴上げをされた小坂将商監督(40)は26日、「個々の能力はあるのに全体的におとなしいのが今年のチームです。大会までにオレがオレが、と前に出てくるヤツをつくりたいですね」とキッパリ。寒風吹きすさぶグラウンドで意気込んだ。

 天理北中の軟式野球部出身で主将の小口仁太郎捕手(17)は「それはいつも言われていることですから。なにくそ! と思ってやりたい」と笑顔を浮かべながら気合を入れていた。