九州大会4強の延岡学園(宮崎)が06年以来3度目のセンバツ出場を決めた。

 グラウンドに待機した選手は校長からの吉報を受けると、帽子を宙に投げ上げ抱きあって大喜び。大洋(現DeNA)で捕手としてプレーした元プロの三浦正行監督(66)は選手を前に「九州の高校の中で最後まで残れるよう頑張ってほしい。全国に行っても力はひけをとらないと思う。みんなの力を出せばある程度行ける」と鼓舞した。

 自慢の打線で4強入りした昨秋の九州大会後、プロ目線で投手力の強化を進めており、就任1年目の指揮官は「打ち勝ってきたチームなので、それを土台にして投手で最少失点に抑え打線で大量得点していきたいですね」と、初采配となるセンバツへ意気込んだ。